メダンへようこそ! 街を探索して、食を楽しもう

スマトラ島の北海岸に面するメダン(Medan)は、ジャカルタ、スラバヤ、バンドンに次ぐインドネシア第四の都市で、ジャワ島を除けば国内最大となる。 建造物において、またさらに重要なことに食において、バタック民族と華人の文化が交じり合う都市でもある。スマトラ島観光の開始点としてメダンは理想的で、ブキラワン(Bukit Lawang)のオランウータン保護区があるグヌンレウサル国立公園(Gunung Leuser National Park)にも近く、超巨大噴火の結果できたカルデラのトバ湖(Lake Toba)まで数時間の距離にある。湖の真ん中にあるサモシール島(Samosir)でリラックスした時間を過ごしてほしい。

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観光スポット: メダン

  • Get wheel

    スルタン宮殿

    三輪バイクの「ベチャ(Becak)」で市内を観光してみよう。マイムーン宮殿(Maimun Palace)はデリスルタン(王族)の住居で、独特の内装はマレーやイスラムだけでなく、スペイン、インド、さらにイタリアの文化要素が交じり合っている。近くにはモロッコ様式の建築デザインが美しいグランドモスク(Medan Grand Mosque)があり、こちらも見逃さないでほしい。

  • Lake over the ashes

    火山灰が沈む湖

    トバ湖(Lake Toba)まで行けば、フェリーでサモシール(Samosir)の火山島にたどり着ける。島はバタック(Batak)民族文化の中心地であり、伝統の住居が数多く見られる。小さな町のトゥクトゥク(Tuktuk)では容易に宿泊場所を見つけられるだろう。

  • Going ape

    象とオランウータンの公園

    メダンから86kmのグヌンレウサル国立公園(Gunung Leuser National Park opens in new window)へ日帰りで行ってみるのはどうだろう。深い緑の中、象に乗ってみたり、ブキラワン(Bukit Lawang)やクタンベ(Ketambe)村を歩いてみよう。そして、公園内にいる心優しいオランウータンにも注目してほしい。

  • Vittle signs

    風味多彩なメダン料理

    メダン料理の風味は多彩だ。いくつか試してみたければ、メニューに地元料理が揃う「ムルデカ・ウォーク(Merdeka Walk opens in new window)」に足を運んでもらいたい。また、バタック民族独自の「アルシック(Arsik)」は、北タパヌリ県とサモシールの高地でしか栽培されていないアンダリマン(Andaliman)と呼ばれる香辛料を使った魚料理で、こちらを食してみるのをお忘れなく。

  • 二色の滝

    メダンから約1時間のシバヤック山麓(Mount Sibayak)にあるシボランギ滝(Sibolangit Waterfall)の美しさには驚かされるばかり。高いリンと硫黄の含有量から水が灰白色となっている部分と淡い青の部分とにはっきりと分かれている。ちなみに、旅のプランに組み込むならトレッキングには2~3時間は必要。

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空港情報

CBD(中央ビジネス地区)まで 42km
所要時間 約2時間
タクシー 約130,000ルピア
空港鉄道 市内まで約30分、運賃は80,000ルピア。

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旅行に適した時期

インドネシアの他都市と同様、ほぼ年間を通して日差しが強く、また湿度も高い。月毎の平均気温はおよそ23~31°C。 10月~3月が雨季となるが、気温が大きく下がることはない。メダンは、国際コーヒーフェスティバル(International Coffee Festival)、メダン映画フェスティバル(Medan Film Festival)、トバ湖フェスティバル(Lake Toba Festival)の開催都市でもある。

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移動手段

ほぼどこでも料金メーター付きのタクシーを呼び止めることができる。固定料金制とはなっていないので、固定の料金を提示するドライバーには注意したい。タクシーは電話での予約も可能。また、「ベチャ(Becak)」や「トヨコ(Toyoko)」と呼ばれる三輪バイクタクシーを利用するのもいいが、揺れを覚悟してほしい。

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