過去と未来がぶつかり合う、華やかさ溢れる主要都市

スリランカの西海岸に位置するコロンボはスリランカ最大の都市。新旧の文化が重なり合う賑やかな都市だ。多様性に富んだ風情あるウォーターフロントエリア、華やかな植民地時代の建築群、賑わいを見せる果物市場、オフィス街に並ぶ高層ビル群――植民地時代の歴史と現代の生活習慣の融合を多文化社会のなかに見ることができる。街を歩けば、カフェ、ギャラリー、美術館などさまざまなスポットから魅力が感じられる。ピクニックやアウトドアを楽しむ人々でいっぱいのゴール・フェイス・グリーン(Galle Face Green)は海岸線に沿って整備された大型の公園。地元の人々と交流したり、海を眺めたりして上質の時間を過ごせそうだ。グルメに目を向ければ、アジアでトップ50に入るほどのレストランの1つ、ミニストリーオブクラブ(The Ministry of Crab)は外せないだろう。このレストランが入る複合施設は、オランダ植民地時代の1600年代に建てられた病院。それを改装して商業施設とした今ではカフェやレストラン、ショップが賑わいを見せる人気のスポットになっている。
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観光スポット: コロンボ

  • 博物館で歴史に浸る

    スリランカ最大の博物館、コロンボ国立博物館では、スリランカの遺産の全体像を把握することができる。植民地時代に建てられた純白のアーキテクチャは周囲とのコントラストが鮮やかに映える。建物の前に鎮座する9世紀の石造りの仏像が訪れる人を出迎えてくれる。芸術品、武器、宝石の古美術品、悪魔祓いの仮面、王冠などが集められている。キャンディ王国時代の王座や装飾品も展示されており見応えがある。
  • 野外コンサートが開催される広い公園

    市庁舎のすぐ前に位置するヴィハーラ・マハー・デーヴィ公園(Viharamahadevi Park)は、黄金に輝く仏像が鎮座するコロンボ唯一の規模を誇る公共公園だ。広大なエリアには緑が溢れ、噴水があればアヒルが泳ぐ湖や子供向けの遊び場、小規模ながら動物園が整備されている。公園の野外スタジアムではコンサートが開催されることがある。時間を合わせて足を運んでみてはどうだろう。
  • 寺院の見事な装飾

    ヒンズー教の神であるガネーシャとシヴァに捧げられた、驚くほどに装飾が施されたこの寺院を目の前にして驚かずにはいられない。そびえ立つSri Kailawasanathan Swami Devasthanam Kovil寺院は、コロンボで最大かつ最古の寺院。精巧に造られた何百もの彫刻が色鮮やかに装飾されている。
  • 地元の人々と一緒にリフレッシュ

    スポーツイベントに使用されていたゴール・フェイス・グリーン。市の中心部に位置するこの都市公園は、現在ではピクニックや凧揚げ、日光浴を楽しむ地元の人々で賑うスポットになっている。また、インド洋に沈む夕日を見に多くの人が集まる場所でもある。人気の遊歩道には、スリランカ最古のゴール・フェイス・ホテルなど、2つの大型ホテルがある。
  • コロンボ屈指の味を「ダッチホスピタル」で

    コロンボの中心にあるフォート地区といえば通称「ダッチホスピタル」が有名。1600年代に病院および警察署として建てられ、2011年に複合商業施設に生まれ変わった。中庭に囲まれた場所にレストランやブティックが入り、人気のスポットになっている。
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空港情報

バンダラナイケ国際空港 opens in new window

CBD(中心ビジネス地区)まで 32㎞
所要時間 約25分

バス 高速バスが市中心部まで走っている。

タクシー エアポート・タクシー・サービスのカウンターが到着ロビーにあり、予約ができる。空港から外に出ればいくつものタクシーがあるが、到着ロビーで予約すれば料金的にも安心だ。

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旅行に適した時期

スリランカの気候は高温多湿。コロンボを訪れるのに最適な時期は11月下旬から4月にかけて。この時期でも暑くはあるがモンスーンの影響が少ない。

2月4日はスリランカの独立記念日で、フェスティバルが開催される。5月には仏陀の生誕を祝うウェーサーカ祭もある。

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移動手段

コロンボ市内を回るにはバスが簡単で安くおすすめだ。中心に位置する駅(鉄道)からそう遠くないあたりに主なバス停が3つある。フレキシブルに動きたいならレンタカーも利用できるほかドライバーを雇うこともできる。また三輪のトゥクトゥクや四輪のものを利用してもいいだろう。 ページトップに戻る