ペナン

古い街並みジョージタウンの市内の壁には、マレーシア人の芸術家Louise Low、Tang Yeok KhangやLouis Gan、タイ人アーティストNatthapon Muangkliangとリトアニア人のErnest Zacharevicなどのアーティースト達が、現実的・超現実的な絵を手書きで描いたアートがある。この壁画は写真の被写体としても素晴らしい。

ペナンで一番美しいと言われている地区、バンコクレーン（ロロンバンコク／Lorong Bangkok）には、1928年に潮州人実業家Cheah Leong Keahが建てた41の大邸宅が並んでいる。彼はペナンで荷馬車、後に自動車の清算と修理業で富を成した。41すべての邸宅は今も彼の子孫たちが所有している。

エアコンの効いたケーブルカー（料金：RM30）で、823mの高台ペナンヒル（Penang Hill） opens in new windowへ登れば、そこは涼しく、そこから眺める市内の景色は最高です。緑も多く、恐竜のいたジュラ期から変わらず残る植物体系があったり、ダスキーリーフモンキー（Dusky Leaf Monkeys）が居たり、19世紀初頭に戻ったようなバンガローも。

ペナンの名物料理アッサムラクサは、ミントの葉・オニオンスライス・ジンジャーフラワー・チリと少量の海老ペーストで味付けた、ピリッと辛い魚のスープに入ったライスヌードルで癖になる一品。一杯では物足りないかも。

昔の文化について触れてみたいなら、4階建ての「House of Yeap Chor Ee opens in new window」へ。ストレイツチャイニーズジュエリーミュージアム（Straits Chinese Jewellery Museum）では、ルビー、サファイヤ、ヒスイで飾られた複雑な宝石の数々が見られ、Pラムリーギャラリー（P.Ramlee Gallery）では、個人収集によるマレーシア映画の伝説的なコレクションを見ることができる。