歴史的建造物、遺跡、原生の熱帯雨林、くつろぎのビーチ、美味な地元料理を求めるならマレーシア北部へ

ペナン、ケダ、プルリス、ペラのマレーシア北部4州の特徴は多様で、それぞれが独特のものだ。有名なフェリンギビーチに沿って並ぶペナン島のリゾート施設もいいが、この島をまた訪れようと思わせるのは、戦前に建てられたショップハウス、仏教寺院、壁面アート、さらに昔ながらの屋台料理が魅力的なユネスコ世界遺産のジョージタウンだろう。

ケダ州で最もよく知られた場所と言えば、どこまでも透きとおる海から世界有数のリゾートとなっているランカウイ島。また、プルリス州最大のアトラクションは、地下に流れる川と錫の鉱脈が見られ、370メートル続くクラム洞窟の鍾乳洞だろう。ぺラ州にはテンポロン鍾乳洞があり、こちらは全長が1キロに及ぶ。同州のパンコールはアイランドリゾートとなっており、施設開業の当初より人気を呼んでいる。