ウェリントン
強い風に魅力的な首都
ウェリントンは『風の街』あるいは『風のウェリントン』というニックネームを持つニュージーランドの首都で、古代と現代の建築が見事に融合した起伏のある港湾都市だ。ウェリントンの都市圏は4市から成り、馬の脚の形をした港に隣接している。この港は北島と南島を分けるクック海峡から注がれており一番狭い部分でも22㎞の幅しかない。
旅行者がフェリーで南島へ向かう出発地であるというだけでなく、ウェリントンはニュージーランドの政治や経済の中心地。国内で3番目に人口が多く、豊かな産業があり、安らぎのある生活を求める人々にとって文化的発信地でもある。またアクティビティーや観光スポットのほとんどが近い場所にあるため、旅行者も簡単にアクセスできる魅力的な場所だ。
観光スポット: ウェリントン
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習うは一生
ニュージーランドについてもっと知りたければ、ぜひ、ニュージーランド国立博物館(Museum of New Zealand Te Papa Tongarewa)に行ってみてほしい。場所は賑やかなカフェやバーがひしめく市内中心部に近いウォーターフロントにある。年中無休のこの博物館では、アート、歴史、太平洋、マオリ、自然をテーマとした室内展示が楽しめる。
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スタートレック
ケルバーンから少し歩くとカーター天文台(Carter Observatory and Planetarium)がある。ここは、天気の良い火曜日と土曜日の夜にのみ開館する天文観測施設。
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ケーブルカーで頂上へ
CBD(中心業務地区)のラムトン・キー(Lambton Quay)からケーブルカーに乗ってボタニックガーデンへ行けば、ケルバーン展望台(Kelburn Lookout)からウェリントンの市街地を見下ろす感動的な眺めが待っている。
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自然の営み
ケルバーン展望台にあるケーブルカー・ミュージアムの外から無料シャトルに乗って、国内の珍しい鳥や爬虫類、昆虫などを集めた225ヘクタールのジーランディア・カロリ野生動物保護区(Zealandia)へ。
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ライト、カメラ、アクション!
ビクトリア山、ハット川(Hutt River)、ハーコートパーク(Harcourt Park)、 カイトケ・リージョナル・パーク(Kaitoke Regional Park)、 クィーン・エリザベス・パーク(Queen Elizabeth Park)、 ワイタレレ・フォレスト(Waitarere Forest)やワイララパ地方(Wairarapa Region)へ行ってみよう。そこはまさに 映画『ロードオブザリングとホビット』の映画の舞台となった場所だ。
空港情報
CBD(中央ビジネス地区)まで 8km
所要時間 約20分
タクシー 約NZ$35
スーパーシャトル NZ$22から。
空港フライヤーバス 20分毎に運行。片道NZ$ 6~12(大人)、NZ$ 4~7(子供)。所要時間は約45分。
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旅行に適した時期
年末からイースター(4月頃)まで続く夏はまれに気温が25℃を超えることもあるが、当地ではアウトドアを楽しむには最適なシーズン。暖流のタスマン海と南太平洋の影響で冬は非常に風が強く湿気が多い。基本は4℃まで下がるが、市内には暖かい屋内で楽しめるアクティビティーが完備されている。
ニュージーランド国際芸術フェスティバル(International Festival of the Arts)はダンス、演劇、小説、ミュージカルやバラエティーに富んだ芸術の数々が夏の終わりまで1か月にわたって繰り広げられる隔年のフェスティバル。1986年以来偶数年度に開かれ、その名にふさわしく文化都市である首都にとっての至宝である。
ページトップに戻る移動手段
市内外を廻るバス、電車、フェリーを利用する旅行者は、まずは公共交通機関のサイトMetlink Wellingtonを利用しよう。電車は4路線、バス路線は100以上、4つのフェリー乗り場がある。スナッパーカード(Snapper smart card)は、バス・タクシー・ケーブルカーや路上駐車向けのディスカウント券で、キヨスクやその他の小売店で入手できる。
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