バリ島が美食、ダイビング、素晴らしい海の景色とスパ体験を網羅する場所として好まれていることに変わりはないが、休日を楽しむ人たちにとっては、小スンダの他の島々やロンボク、またその周辺の小島(ギリ)に向かうゲートウェイでもある。

現在ほど発展していなかった頃のバリをロンボク島に見る人も多い。活火山のリンジャニ山に登ってみるのも、島のゆったりした雰囲気を楽しむのもいいだろう。ダイバーの多くはロンボクの北西部に位置するトラワンガン、メノ、アイルのギリへと向かうが、小島の情緒に囲まれてのんびりと時間を過ごすことも可能だ。冒険心旺盛ならフローレス島の探索がいい。色が異なる3つの湖が美しいクリムトゥ火山やダイビングスポットとなっているマウメレ湾をおすすめしたい。また、コモド島は新・世界七大自然景観のひとつに選ばれており、その国立公園は世界最大のトカゲ、コモドドラゴンの生息地。